春も油断大敵!適切な紫外線ケアでお肌をしっかり守ろう

公開日:2023/04/15  最終更新日:2022/12/06


冬が終わりを告げ、暖かな春を迎える頃は服もメイクも変えたくなります。しかし、春にもかかわらず、予想外の日焼けに悩まされることがあるでしょう。その原因は、春の強い日差しに紫外線が含まれているからです。今回は春にも油断大敵の紫外線について、適切なケア方法を解説します。自信のある肌を得るためにも、ぜひご参考ください。

春の紫外線量は夏と同じ?意外に侮れない紫外線

春が近付くと服も軽やかになり、気分も明るくなります。薄暗い曇天が続いていた冬が終わると、メイクも楽しみながらお出かけを楽しみたくなるものです。しかし、春のお出かけの際には注意点もあります。

それは「紫外線」です。卒業旅行や観光シーズンをしっかりと楽しんだ後に、「日焼け」に悩まされる方は少なくありません。驚くことに春の紫外線量は真夏並みなのです。

では、どうして真夏ほどの日差しではないにもかかわらず、春は紫外線が強いのでしょうか。その理由には「紫外線の種類」が挙げられます。

春はUV-Aが増加する

紫外線は2つの種類に分けることができます。ひとつはUV-A、もうひとつはUV-Bです。春はUV-Aと呼ばれる紫外線が増加します。地上に届く紫外線のほとんどはUV-Aであり、肌への浸透力もある厄介な紫外線です。シミやそばかすの原因のひとつでもあります。

3~4月頃になるとこのUV-Aが多く地表へ注がれるようになるのです。UV-AはUV-Bとは異なり強い日焼けをすぐに体感しないため、気付かないうちにじわじわと肌にダメージを蓄積してしまいます。

くもりの日の紫外線にも気をつけて!

春は紫外線が真夏に匹敵するレベルとわかりましたが、皆さんは紫外線がいつ地表へ注がれていると思いますか。晴れた日の日中帯のみ、と思っていませんか。

実は微量ではありながら、紫外線は夜にも朝にも注がれています。そして、晴れた日以外にも紫外線は地表へ届いているのです。くもりの日も、地表には紫外線が注がれています。気象庁の「雲と紫外線」によると、雲は太陽光を遮るものの、快晴時の6割程度の紫外線が地表に注がれていると公表しています。

さらに付け加えると、雨の日も紫外線はゼロではないのです。快晴時と比較すると約3割程度は紫外線が発生しており、UVケアや対策がいかに重要かわかります。しかし、真夏向けの日焼け止めはこっくりとした重い付け心地の物も多く、室内で過ごす時間が多い場合にはケア製品選びに悩みがちです。そんなときは、ライトな日焼け止め効果のあるコスメを選ぶことがおすすめです。

室内向けのケア製品とは

室内で過ごす時間は長くても、紫外線は窓を通過してしまいます。運転時に窓を閉めていても、片方の腕だけが日焼けしてしまうのはこのためです。そこで、UV-Aをブロックする効果が高いPAが高いものを選んでおくことがおすすめです。PA+~PA++程度であっても、UV-Aの防止効果は充分にあります。普段の化粧下地やファンデーション選びを行う際には、PAの数値をチェックしましょう。

スキンケアは身体の内側からも

スキンケアは肌の表面を化粧水や乳液などで整えるだけではありません。素敵な肌を維持していくためには、身体の内側からのケアも大切です。

たとえばマルチビタミンをこまめに摂取する、シミやそばかすの対策効果もあるハーブ系のサプリなども人気です。抗酸化作用のあるポリフェノールは身体の老化現象を和らげる効果もあります。紫外線から直接バリア効果のあるものではないものの、身体の内側のバランスを整えるサプリを賢く活用しましょう。

また、睡眠もとても大切です。紫外線のダメージからスキンケアで回復を目指すためには、肌のターンオーバーが適切に行われることが重要です。睡眠時間が短いと肌のターンオーバーが崩れてしまいやすく、女性ホルモンのバランスにも影響を及ぼします。

生活習慣もあわせて整えることが、肌を美しく保つ秘訣です。春先は異動や進学シーズンで体調のコントロールも難しい季節ですが、できるだけ身体の内側もしっかりケアするように心がけましょう。

春の紫外線対策のポイントとは?

春もしっかりと紫外線対策が必要なことがわかりました。では、自身で毎日ケアをしていくためにはどんなことを心がけるとよいでしょうか。ここからは紫外線対策のポイントを解説します。

保湿はしっかりと

春先は乾燥した風や強い日差しで、肌が乾燥しやすい時期です。感想を放置してしまうと、シワや乾燥の悪化、かゆみなどの原因になります。肌には充分なうるおいを与えるためにも、しっかりとケアを実施しましょう。化粧水だけのスキンケアは水分の蒸発とともに乾燥しやすくなります。乳液や美容液など、とろみのあるスキンケアをプラスして、肌の正常化をうながしましょう。メイク落としは擦らずに取れる製品をチョイスすることがおすすめです。

コスメにはUVカット製品を

紫外線はどうしても地上から降り注いでしまうものです。紫外線の存在は消せない以上、自らが対策を講じることがベストでしょう。日焼け止めには色んなラインナップがありますが、オフィス勤務や学校に通っている方の場合には、基本的にライトな日焼け止めでも充分なケアができます。

SPF20~30程度あれば、通勤・通学時の気になる日差しもしっかりカバーできるでしょう。屋外レジャーを楽しむ場合には、春先であっても日焼け止めは強化がおすすめです。SPF50前後の製品なら、屋外レジャーもカバーできます。PAもあわせて確認しましょう。

まとめ

今回の記事では春も油断が禁物の紫外線について、対策方法を中心にお送りしました。コスメやスキンケアにはいろいろなラインナップがありますが、春に押さえておくべきは「保湿」と「日焼け対策」です。冬に使っていた製品で乾燥を感じる場合には、保湿を意識した製品選びを実践しましょう。毎日の対策が、将来のシミやそばかすの発生を抑制するのに有効なのです。食事や睡眠にも気を配りながら、春のデリケートな肌をしっかりと守りましょう。

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